軍事研究家・元陸上自衛官

矢野義昭

矢野先生は、京都大学工学部機械工学科を卒業した後、元陸上自衛官として32年以上もの間奉職。現在では「核・ミサイル問題、対テロ、情報戦」など軍事の専門家として活動しています。 矢野先生が大学に入っている時は、いわゆる大学紛争というものの最盛期。安田講堂事件や、三島事件や、最後には浅間山荘事件というものもありました。当時、大学の構内は荒れ、ちょうど丸1年以上大学が封鎖されたため、学業もできず、講義も受けられないということを経験。その時代に、歴史書や古典の関係の様々な本を読む中で痛切に感じたのは、歴史の曲がり角には必ず戦争があるということ。こういう状況の中で、国家のために戦争というものに備えなければならない、また、戦争というものの実態から目を背けてはいけない。命がけで国を守ろうとした特攻隊の英霊たち、祖先に対して申し訳ないことをしてはいけない。冷静に戦争から過去に人類が学んできた教訓をしっかりと学び取ること、それが本当に平和につながるというふうに思い、現在の活動を続けています。

矢野先生は、京都大学工学部機械工学科を卒業した後、元陸上自衛官として32年以上もの間奉職。現在では「核・ミサイル問題、対テロ、情報戦」など軍事の専門家として活動しています。
矢野先生が大学に入っている時は、いわゆる大学紛争というものの最盛期。安田講堂事件や、三島事件や、最後には浅間山荘事件というものもありました。当時、大学の構内は荒れ、ちょうど丸1年以上大学が封鎖されたため、学業もできず、講義も受けられないということを経験。その時代に、歴史書や古典の関係の様々な本を読む中で痛切に感じたのは、歴史の曲がり角には必ず戦争があるということ。こういう状況の中で、国家のために戦争というものに備えなければならない、また、戦争というものの実態から目を背けてはいけない。命がけで国を守ろうとした特攻隊の英霊たち、祖先に対して申し訳ないことをしてはいけない。冷静に戦争から過去に人類が学んできた教訓をしっかりと学び取ること、それが本当に平和につながるというふうに思い、現在の活動を続けています。

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