DNA研究歴40年以上、世界で初めて縄文人DNAを解析:国立遺伝学研究所 特任/名誉教授

斎藤成也

東京大学理学部 生物学科人類学課程を卒業後、ノーベル賞受賞者も輩出する「フルブライト奨学金」で米国のテキサス大学の大学院に留学。 1987年に刊行された『近隣結合法』を提案する論文は「1000回でも稀」と言われる引用回数の60倍を超える6万5,995回(2022.6時点)日本人研究者による論文としては最多で、世界でもトップ10に入る回数で高い評価を受けている。 帰国後は東京大学に籍を置き、1991年からは日本のDNA研究の中心である「国立遺伝学研究所」に所属。今まで205編以上の論文を執筆、研究成果を残してきた。 ・日本遺伝学会より 奨励賞 受賞 ・日本進化学会より 学会賞 受賞 ・公益信託進化学振興木村資生基金より 木村賞 受賞 ・2016年には「世界で初めて」縄文人のDNA配列を確定 また自身の研究実績の一方で、研究室の学生が「研究者として自立する」ことを願い次世代育成にも尽力。 1つの分野を掘り下げるばかりで、分野同士の関わりがない日本学会の研究姿勢にも疑問を呈し、 現在では現代人ゲノム・古代人ゲノム・動植物ゲノム・考古学・言語学といった分野を超える6つの研究グループが共同で日本列島人(ヤポネシア人)の起源と成立について研究する『新学術研究「ヤポネシアゲノム」』で領域代表をつとめ、現代人ゲノム班の班長も兼任している。

東京大学理学部 生物学科人類学課程を卒業後、ノーベル賞受賞者も輩出する「フルブライト奨学金」で米国のテキサス大学の大学院に留学。

1987年に刊行された『近隣結合法』を提案する論文は「1000回でも稀」と言われる引用回数の60倍を超える6万5,995回(2022.6時点)日本人研究者による論文としては最多で、世界でもトップ10に入る回数で高い評価を受けている。

帰国後は東京大学に籍を置き、1991年からは日本のDNA研究の中心である「国立遺伝学研究所」に所属。今まで205編以上の論文を執筆、研究成果を残してきた。

・日本遺伝学会より 奨励賞 受賞
・日本進化学会より 学会賞 受賞
・公益信託進化学振興木村資生基金より 木村賞 受賞
・2016年には「世界で初めて」縄文人のDNA配列を確定

また自身の研究実績の一方で、研究室の学生が「研究者として自立する」ことを願い次世代育成にも尽力。
1つの分野を掘り下げるばかりで、分野同士の関わりがない日本学会の研究姿勢にも疑問を呈し、 現在では現代人ゲノム・古代人ゲノム・動植物ゲノム・考古学・言語学といった分野を超える6つの研究グループが共同で日本列島人(ヤポネシア人)の起源と成立について研究する『新学術研究「ヤポネシアゲノム」』で領域代表をつとめ、現代人ゲノム班の班長も兼任している。

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