オピニオン誌「Renaissance」vol.4(2020年春号)

「あの国の防疫対策はまさに模範的だった...」

 

世界中が前代未聞のパンデミックに侵されている中、ウイルス拡大の封じ込めに唯一成功した国がありました。

 

その国とは、台湾です。

 

世界では300万人以上が感染し、日本でも対応が遅れる一方で、台湾ではすでに、以前とほぼ普段と変わらない生活に戻っています。対策本部も外出自粛を特に求めていません。さらに先日は、15日間連続で新規感染者ゼロを達成しました。

 

しかし、台湾は当初、「世界2位の感染規模になる」と言われていました。台湾と中国は地理的に近い上、中国で生活したり働いたりする台湾人は非常に多いからです。

 

にもかかわらず、なぜ世界で台湾だけが、ウイルスの封じ込めに成功したのでしょうか? その台湾の強さの裏には、50年間にもわたる中国との戦いによって培われた教訓が活かされていました...

 

本誌では、台湾のウイルス封じ込めの舞台裏を徹底的に解剖します。記事を読むことで、台湾が前代未聞のウイルスにも対応できた理由がスッキリと分かり、まだ混乱し続ける日本がとるべき対応も、理解できるようになるでしょう。

 

ぜひ本誌を手にとってみて下さい。これは本誌に掲載されている一部です。他にも、こんな内容が盛り沢山です。

目次

01  台湾に今こそ世界が学ぶべきこと

 

02【王 明理】蔡英文政権一期目の実績と今後への期待

 

03【趙 中正】蔡英文総統の政治手腕とその人柄

 

04【林 建良】武漢ウイルスと台湾 ―加速する中国との分断

 

05【藤井厳喜】ポスト武漢ウイルスの社会構造

 

06  中国に「ノー」を突き付けた台湾が今、日本に望むこと

 

07  自由で開かれた台湾を守る...ONE TAIWANプロジェクト

 

08「日台戦略的友好シンポジウム」で学んできたこと

 

09  台湾研修ツアーを終えて...... メンバーの感想

 

10  日本、台湾、そしてアジアの自由な民主政治のために

 

11  台湾在住作家 片倉佳史の  「台湾写真紀行」

 

12  我々は何故「自由」を失ったのか?ウイルスから見る文明史

 

13  World watch【飯柴智亮】新型コロナウイルスと米軍

 

14【山岡鉄秀】憎悪を呼び起こす慰安婦像 ①作られた反日感情