復刻・ノモンハン実戦記

戦後GHQによって封印された「ノモンハン事件」の生々しい現地報告記が復刻。

 

「ノモンハン事件はデマで溢れている」

このように語るのは、著者の樋口紅陽です。

樋口氏は、実際数ヶ月に渡り、ノモンハン事件の戦場で凄まじい戦いを目の当たりにしました。

しかし、リアルな戦場を体験した樋口氏は帰国後、日本で流れているノモンハン事件の解釈が事実と異なっていることに大変驚きを受けたと言います。

そこで、ありのままのノモンハン事件という戦いを伝えるために、書き記しました。

それが「ノモンハン実戦記」です。

ですが戦後、GHQによりこの書籍は焚書され、私たち現代人が目にすることはなくなりました。そのため、樋口氏が指摘したデマが本当のことのように伝えられているのです。

一体、樋口氏が見た、戦場とはどのようなものだったのでしょうか?

この「歴史的証言」を読めば、通説が大きく覆ることでしょう。

目次

目次

喉が乾ききった戦友のために砂漠を掘り続けた上等兵の奇跡

重傷者を背負って敵弾の雨あられの中を突破する勇敢な兵士たち

自分の命が尽きるまで、部下の安否を心配した軍曹の人間力

墜落した友軍機の搭乗員を決死の覚悟で助けに行く部隊員たち

足に銃弾が貫通しながらも電話線を修復した通信員の不屈精神

敵の投降者に食べ物を分け与えた心温まる人情劇