解禁・幕末史 vol.1 徳川外交 逆転の戦略〜世界史を変えた天才たちのビッグディール

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第1章 江戸幕府 vs 欧米列強

眠れる獅子の大敗。19世紀、東アジアに到達した帝国主義の正体



講義1「アヘン戦争」広東システムの牙城崩壊…屈辱的すぎる南京条約の中身

講義2「阿部正弘と5人の中級官僚」25歳の総理大臣?攘夷から避戦へ世論を動かした政治手腕

講義3「オランダ別段風説書」江戸幕府は1年以上前にペリー来航を知っていた?





第2章 黒船来航

威圧的なペリーを圧倒した幕府官僚の巧みな駆け引き



講義4「米英の植民地争奪戦争」教科書が教えないアメリカの裏・世界戦略

講義5「露国・プチャーチンの来航」自由貿易交渉を華麗に交わした川路聖謨の一言

講義6「全権・林復斎の活躍」ペリー撃沈?毅然とした儒学者の交渉術





第3章 日米和親条約と不平等条約の嘘

「等距離外交」を実現させた中級官僚の外交努力



講義7「最恵国待遇と下田追加条約」ぐうの音も出ないペリー…なぜ林復斎は嘘を見破れたのか?

講義8「和新条約の誤訳事件」和文と英文で食い違う主張。ハリス来日に残した禍根

講義9「白旗伝説」江戸幕府を弱腰に見せたい歴史評論家の嘘





第4章 ハリス来日と尊王攘夷

鎖国論や攘夷論は、本当に「内向き」で「排外主義」の感情論だったのか?



講義10「老大国イギリスと新興国アメリカ」異なる外交スタイル…貿易商ハリスの剣幕に気圧された日本のミス

講義11「アロー戦争と天津条約」老中首座・堀田正睦に突きつけられた7つの外交カード

講義12「ハリスの2つの嘘」見破った幕府官僚…そして大国イギリスが対日姿勢を軟化させた理由

講義13「孝明天皇 vs 幕府」橋本左内、山内容堂、堀田正睦…雄藩の志士が揃って朝廷に呆れた訳

講義14「安政の大獄の真実」攘夷派 vs 勤王派という嘘

講義15「井伊直弼と松平春嶽の駆け引き」徳川慶喜が将軍になった本当の理由





第5章 日米修好通商条約の真実

明治維新という「開国物語」に隠れた努力の天才たち



講義16「清の敗戦条約、日本の交渉条約」イギリスへの対抗心を燃やすハリス。日本にアヘンが入らなかった訳

講義17「天保一分銀とメキシコドル」日本から金貨が大量に流出したカラクリ

講義18「幕末通貨戦争」水野忠徳が発明した“安政二朱銀”とは?

講義19「小村寿太郎と陸奥宗光」日米修好通商条約が不平等条約と呼ばれるようになった本当の理由


「ペリーの来航で初めて黒船を目の当たりにした幕府はビックリして大混乱、その挙句開国を迫られアメリカの武力に屈し開国した」



幕府の弱腰外交と今でも揶揄されている事件ですが、果たした本当にそうだったのでしょうか?それに加えて、ペリーと林との間で結ばれた「日米和親条約」もきちんと見てみると、実は言われているような「不平等条約」でもなんでもないんです…!



幕末の日本は、今とは比べ物にならないような巨大な国家的な危機に直面していました。先人たちはそのような危機に鋭くに反応し、葛藤してきました。それに対処してきたのは紛れもなく「幕府の優秀な役人」でした。



それを今一度見直すことは、単に過去に対する見方を改めるというにとどまらず、われわれの現在の危機を乗り越え、そして未来を創っていくためにも必要なのではないでしょうか?