真・国家論vol.2〜天皇と国王編

ご購入日より1ヶ月以内であれば、ご解約の上返金を承ります。

※過去にご購入された方は返金保証の対象外となります。

この講座では、絶対王政・君主制・民主制など、国家を形づくる制度を深掘りしていきます。歴史上の様々な国を比較すると、制度の違いが国家の命運を左右してきたことが見えてきます。

第1章では、「権力はどのように生まれるのか」という根本的な問いを扱います。人類史は、権力者が民を支配し、民がそれに抗う歴史でもありました。社会心理学・哲学・歴史を手がかりに「権力」を考察し、その視点から衰退する日本の現状も浮き彫りにします。

第2章では、「なぜ人々は権力者に従うのか」をテーマに、ギリシャ・ローマ・中国・イスラム・イングランド・日本などを比較。そこから、日本の皇統が2000年以上続いた秘密に迫ります。特に1400年前の天皇暗殺を境に、日本が独自の権力者像を確立した点を解説します。

第3章では、「包括的制度」と「収奪的制度」というフレームワークを用いて国家の宿命を分析します。収奪的制度に陥った国は長期的に衰退する傾向があり、この視点を現代日本に当てはめると、岸田・石破政権が緊縮財政や増税を推し進めた理由も理解できます。日本は今、発展途上国型の収奪的制度へと変質しつつあるのです。

この講座では、制度という切り口から「国家の運命」を見通す力を養っていきます。