神話で読み解く日本の起源史「聖地歴訪・日本神話の歩き方」編

この講座は、西洋美術研究の国際的権威として、世界の神話や宗教に精通する東北大学名誉教授の田中英道教授が、これまで "フィクション(創作)" とされてきた、古事記や日本書紀の「神話」を新しい視点から紐解き、実在した "本当の古代日本の歴史" として鮮やかに描き出した講座です。
田中教授ご自身の、50年以上におよぶ美術研究で培った「審美眼」を駆使し、神社や遺跡など、現代に残された様々な文化的造形物を解読。誰も気付かなかった観点から、神話の "記憶" を掘り起こしていくことで、ただの "フィクション" ではない、史実に基づいた日本神話の全貌を解明していきます。
第3弾では、実際に田中先生が神話の舞台に足を運び、ご解説いただきました。もしかしたら、今までは観光で有名な神社に行っても、「綺麗だな」「すごいな」で終わっていたかもしれません。お正月の初詣も、あまり考えずに終わらせてしまっていたかもしれません。
でも、この講座を視聴することで、この神社は、神話とどんなつながりを持っているのか?どんな思いで作られたのか?そこには先人のどんな祈りが込められているのか?といった “モノを見る視点” を身につけることができるはずです。あなたが神社へ足を踏み入れると、そこには日本の広大な歴史が、物語として目の前に広がるような体験が得られ、何気ない参詣も「日本の起源を探る旅」へと変わることでしょう。