
『悪について』表現者オンライン読書ゼミ アーカイブ
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20世紀を代表する社会思想家エーリッヒ・フロム。彼の代表作『悪について』は、人間がなぜ破壊に走るのか、なぜ権威や全体主義に惹かれてしまうのかを鋭く解き明かした一冊です。本講座では、フロムが提示した「衰退のシンドローム」(死への愛、悪性のナルシシズム、近親相姦的固着)と「成長のシンドローム」(生への愛、人間への愛、自由)の対比を軸に、人間の心がどのように「悪」へ傾き、また「善」を選び取る可能性を持つのかを探ります。孤独と依存、愛と破壊、本能と自由――フロムの思想は現代社会の病理を映す鏡です。人間存在の根源的な問いに迫る知的な旅に、ぜひご参加ください。