
司馬遼太郎が描かなかった日本近代史Vol.1「新・日本陸軍最強伝説」~司馬遼太郎が語れなかった日露戦争の真実
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あなたは日露戦争と聞いてどんな戦争をイメージしますか?
一般的には「極東の小国日本が、大国にロシアに挑み、大将東郷平八郎が率いる日本海軍が世界最強と称されたバルチック艦隊を打ち破り、輝かしい勝利を納めた。」
このようなイメージが先行しているかと思います。しかし、海軍の活躍がドラマ、小説、色々なメディアでも賞賛されている一方、、、司馬遼太郎を筆頭とする歴史作家たちは、大将乃木希典が率いる日本陸軍を“同じ失敗を何度も重ねて仲間を犬死にさせただけの無能”として罵詈雑言の限りにこき下ろしています。
例えば、一作だけで1400万部を売り上げた司馬遼太郎の『坂の上の雲』では、陸軍大将・乃木希典を愚将、海軍大将東郷平八郎は英雄と明確に区別して描かれてましたし、それを賞賛する中曽根元首相をはじめとする多くの学者・大学講師などの影響で戦後の日本では陸軍悪玉説、海軍善玉説が定説として根付いています。
しかし、そんな日本で通説とされている陸軍の評価とは裏腹に、、、乃木大将を無能、日本陸軍を悪玉の一言で片付けるには、あまりに不可解な事実が判明しました。
その事実とは、、、
まず、日露対戦中、ロシアの司令官は海軍ではなく乃木希典が率いる第3軍を日本の主力部隊と判断していたのです。さらに、日露戦争最後の会戦では、ロシア軍はバルチック艦隊を一方的に破ったとして知られる東郷平八郎ではなく、乃木軍の方に大兵力を集中させていました。そして、なんと乃木希典が4ヶ月で陥落させた旅順要塞はロシアのクロパトキン極東軍総司令官が欧米列強がかかってきても3年は破れないと豪語していた要塞だったのです。
実際に、世界の国々は日本が旅順要塞を陥落できるとは到底思えなかったので、日本に戦争資金を貸してはくれませんでした。しかし、乃木希典が旅順を陥落させた直後に日本の外債に申込が殺到したと記録が残っています。
今まで定説とされてきた話と矛盾していないでしょうか、、、しかし、なぜ、こんな矛盾が起きているのか、、、?
それは、「海軍のおかげだ。」と一言で解釈されている日露戦争の裏には、司馬遼太郎を筆頭とする歴史作家が意図的に隠していた日本陸軍の真実があったからです、、、
この講座で、通説や歴史小説では語られない日本陸軍の本当の姿を知り、日露戦争の本当のターニングポイントを知ってください。