悪の哲学vol.2「ニヒリズムと拝金主義」

ご購入日より1ヶ月以内であれば、ご解約の上返金を承ります。

※過去にご購入された方は返金保証の対象外となります。

あなたは不思議に思ったことはありませんか?


・竹中平蔵氏やアトキンソン氏のような、国民生活に大きな被害が出る一方で自らに「利」がある主義主張を平然と繰り返す存在


・なぜ経団連のような、日本人を犠牲にしてでも経済界のためだけに利益誘導する集団が出てくるのか?


・なぜ自社株買いのような、株式市場で時価総額を上げてでも、自分たちと株主だけが儲かる仕組みが出来上がってしまったのか?


しかも、私たちの身の回りにも...

・「世の中金だ!」と豪語している人

・お金を払って贅沢をすることが、人生の豊かさだと思っている人

・自分の欲望さえ満たされれば、後は関係ないという人


現代日本は、こうした「拝金主義」つまりお金だけを大切にして、それ以外は大切にしない…

そんな世の中になってしまっているのです。

その結果「一億総中流」の名のもと世の中が貧しくなってしまい...


非正規雇用が増え(雇用の四割を占める)、さらに結婚できない若者が増えるなど(2020年総計、単身世帯数は国民の四割を占める)、「日本の貧困化」はアクセルを踏むようにどんどん加速しているのです。


では、いったいなぜ、日本はこんな世の中になってしまったのでしょうか?


その答えは、「精神の腐敗」(=ニヒリズム)にありました。


歴史を振り返ってみても...こうした精神の問題に対し、百年以上も前から偉大な賢人たちが警鐘を鳴らしていました。

例えば、ニーチェは、現代における最も不気味な訪問者、それは「ニヒリズム」だと言いました。

ロシア文学を代表する文豪ツルゲーネフが『父と子』においてニヒリズムを明確に描き、

日本においても、北村透谷、夏目漱石、芥川龍之介、太宰治、三島由紀夫がニヒリズムに闘いを挑みました。


ただ、残念ながらそれらはすべて敗北に終わり、変わらず現代にニヒリズムがはびこっているのです。


しかし、2025年をむかえてもなお、このままニヒリズムという「精神のがん」を放置していたらどうなるでしょうか?


・グダグダと今年も来年も、そして最悪の場合永遠にニヒリズムが蔓延し続けるばかりです。

・私たちの心は荒み、社会は荒れ続けることになります。

・私たちの子どもや孫の世代に豊かな日本を残すこともできません。(子どもや孫までもニヒリズムに冒されてしまうかもしれません...)


そうならないようにするためにも、日本に拝金主義を蔓延させた「諸悪の根源」である「ニヒリズム」の正体が何なのか?ということを知っておく必要があります。


今回、全ての問題の諸悪の根源である「ニヒリズム」だけを解説する講座を、藤井聡先生と共同で制作しました。


それが『悪の哲学』シリーズです。


「ニヒリズム」そしてそれがもたらす「拝金主義」のおぞましさをじっくりと解説し、現代社会に蔓延する拝金主義の全貌を解き明かします。