
悪の哲学vol.3「ニヒリズムと全体主義」
¥19,800 (税込¥21,780)
ご購入日より1ヶ月以内であれば、ご解約の上返金を承ります。
※過去にご購入された方は返金保証の対象外となります。
これらの問題の共通点はわかりますか?
・些細なことをきっかけにして発生する子どもたちのいじめ問題、、、
・大阪都構想を掲げ大阪市を解体しようとした大阪維新の会、、、
・この国は借金まみれだ!という嘘を喧伝し、「緊縮財政」にひたすら汗をかく日本の財務省、、、
これらの問題はどれも、「とにかく全体に従うべし」という空気に染められ思考することを停止した人たちが引き起こす行動で、これを全体主義といいます。
全体に従うことこそが正義だと信じ、自分たちの頭で考えることをやめた人間が作りだす空気感だとも言うことができます。
これらの問題に関して、どれだけ事実をいっても、正しいデータを示しても、大衆は全く耳を貸してくれません。
それどころか「みんなと違ったことを言うアイツは頭がおかしい」などと誹謗中傷、パージ(追放)してくる場合すらあります。
しかし、なぜ人はとにかく全体に従うべしと簡単に流されてしまうのでしょうか?
その答えは、「精神の腐敗」(=ニヒリズム)にありました。
歴史を振り返ってみても...こうした精神の問題に対し、百年以上も前から偉大な賢人たちが警鐘を鳴らしていました。
例えば、ニーチェは、現代における最も不気味な訪問者、それは「ニヒリズム」だと言いました。
ロシア文学を代表する文豪ツルゲーネフが『父と子』においてニヒリズムを明確に描き、
日本においても、北村透谷、夏目漱石、芥川龍之介、太宰治、三島由紀夫がニヒリズムに闘いを挑みました。
ただ、残念ながらそれらはすべて敗北に終わり、変わらず現代にニヒリズムがはびこっているのです。
しかし、このままニヒリズムという「精神のがん」を放置していたらどうなるでしょうか?
・グダグダと今日も明日も、そして最悪の場合永遠にニヒリズムが蔓延し続けるばかりです。
・私たちの心は荒み、社会は荒れ続けることになります。
・私たちの子どもや孫の世代に豊かな日本を残すこともできません。(子どもや孫までもニヒリズムに冒されてしまうかもしれません...)
そうならないようにするためにも、日本に全体主義を蔓延させた「諸悪の根源」である「ニヒリズム」の正体が何なのか?ということを知っておく必要があります。
今回、全ての問題の諸悪の根源である「ニヒリズムと全体主義」だけを解説する講座を、藤井聡先生と共同で制作しました。
それが『悪の哲学』シリーズです。
第3巻では、「ニヒリズム」そしてそれがもたらす「全体主義」のおぞましさをじっくりと解説し、「『兎に角、全体に従うべし』という考え方、およびそれに基づく社会現象がなぜ蔓延るのか」を解き明かします。