キリスト教から読み解く「もう一つの日本近代史の謎」vol.1

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明治維新後、幕末明治の志士たちは新たな時代を切り開くために邁進していましたが、実は明治以降の日本史を語る上で、決定的に欠けている要素が存在しているのです。それがキリスト教です。明治以降は、日本固有の精神を失わずに、西洋からのすぐれた学問・知識を摂取し活用する「和魂洋才」という精神を基に国造りをしていきましたが、その際に欧米から流入した「キリスト教」は日本の政治や国家体制に大きな影響を与えているのです。例えば、「明治における天皇のあり方」「明治憲法」「自由民権運動」「社会変革運動」など、時代を変える力を持つ制度や運動に大きなインパクトを与えています。しかし、キリスト教は、長年日本で禁じられていたため、キリスト教による影響それ自体が、タブー視され、歴史の表舞台から消されてしまっています。しかし、幕末の武士たちや文学者など、時代の流れに流されず、物事を俯瞰して見ることができる人物たちが感じていた危機感や思想を基に、「キリスト教と明治日本」について分析をすると、今まで私たちが知ることができなかった封印された日本史のもう一つの姿が立ち現れてくるのです。それは一体何なのか?クリスチャンであり、文芸評論家である富岡幸一郎が、知られざる日本の舞台裏を解き明かしていきます。