
キリスト教から読み解く「もう一つの日本近代史の謎」vol.3
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戦後日本は、戦禍で荒廃した国土を一気に立て直し、瞬く間に世界各国の度肝を抜くような「経済大国」に躍進した時代でした。朝鮮特需、高度成長、東京オリンピック、大阪万博...さらに「バブル」を経て、我が国はまさに「永遠の繁栄」を謳歌していました。しかし一方で、経済成長が社会問題を覆い隠していた時代でもあったのです。(大正時代のように)
学生運動が高揚し「60年安保闘争」の季節が到来しました。さらに、新左翼運動が激化し、全共闘による東大占拠、連合赤軍による「あさま山荘事件」が起こり、保守の側では三島由紀夫切腹事件など...日本社会を根底から揺るがすような出来事が次々に起こりました。そうした激動の時代が過ぎ去ると、今度はバブル経済によるマネー万能主義(拝金主義)、改革改造主義、新自由主義など「カネ・モノ」ばかりを貪る空気感が日本社会に漂いました。(そして驚くべきことに、この潮流は令和になっても続いているのです)
そのような危機の時代において、偉大な思想家・文学者たちは、何を考え、何を訴えていたのか?彼らの思想を「キリスト教」という視点を踏まえて読み解くことで、メディアや学校教育では決して伝えられることのない「戦後史の真実」、言い換えれば私たちの生きた時代の本当の姿が、嘘偽りなく克明に浮かび上がってきます。