『思想の英雄たち』解説講義

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本書は西部氏の人生における経験、知識を結集し、オルテガをはじめとする15人の思想家・哲学者の叡智をぎゅっと詰め込んだ幻の書籍です。

この本に登場する偉人たちは皆、政治家の腐敗を筆頭とする急激に発展する社会に現れる弊害について、警鐘を鳴らしていました。

例えば、

・民衆が狂気に湧き、王政を打倒したフランス革命を猛批判したエドマンド・バーク

・1830年代のアメリカで民主主義の崩壊を警告したアレクシス・ド・トクヴィル

・先進国の伝統が次々に失われていく様子を見て、文明の凋落を預言したオスヴァルト・シュペングラー

彼らは、いつだって国全体が無意識のうちに間違った方向に進んでいく中で、静かに警告を発し続けていたのです。そんな彼らの叡智を、同じく没落の道を辿る現代日本に生き、政治家の腐敗に警鐘を鳴らし続けた西部邁氏が解説します。

日々、常識を塗り替えるような新発見がされる科学とは違い、思想・哲学は何千年も前から変わらない世の本質、原理原則を解き明かしています。時代、国の垣根を超えて何千年も語り継がれてきた哲学書にはいつの時代も変わらない世の中の原理原則が記されています。歴史的偉人の叡智が詰め込まれた思想哲学の書物というものは、いつまでもその輝きを失うことはありません。不滅なのです。

このような内容を著者の西部邁の弟子であり、京都大学教授の藤井聡氏が解説します。