『天才哲学者たちから学ぶ知性の研究』第3巻 〜真説・戦後日本論 失われた日本精神と昭和を代表する知の巨匠たちの警告〜

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この講座では、日本を代表する文豪から日本人とは何か?を解き明かします。

本来の日本人が持っていた温和で共同体を大事にする国民性は、文明開化によって失われていきました。

和魂洋才で始まった文明開化でしたが、結果として、外国文化を取り入れすぎてしまい、日本人の和魂を失ってしまったのです。

しかし、暮らしぶりだけは良くなっていた当時の人々が自己喪失になっていることに気づくことはありませんでした。

このような状況に警鐘を鳴らしていたのが、日本を代表する文豪たちです。

小林秀雄、福田恆存、三島由紀夫、江藤淳…

彼らのような文豪は常に世の中の動きを俯瞰し、警鐘を鳴らしていました。

では、一体彼らは何をみていたのか?

なぜ、彼らは皆が気づけなかった社会の闇に気づくことができたのか?

文豪たちの残した書物と思想を幾度となく読み解いてきた文芸批評家の浜崎洋介氏が解説します。

■第1章 近代日本人が忘れてしまった「日本文化」
〜武士道、仏教、宗教…すべてを受け入れ共存する日本人の美学

■第2章 小林秀雄の人生と批評
〜明治維新によって失われた和魂をいかにして取り戻すのか?

■第3章 福田恆存が示した日本人の自然
〜太宰、芥川、三島...自殺した文学者が示した近代化の欠点

■第4章 オルテガ『大衆の反逆』と現代日本人
〜豊かな生を送るために重要な「保守的であること」とは?