
秘録・大正十五年史(下)「テロの時代と日米決戦への序章」
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昭和元年を迎える大正十五年、
日本は未曾有の政財界の混乱に直面していました。
井上準之助の緊縮政策により追い詰められた銀行が次々と破綻し、政友本党内閣の崩壊を招く一因に。さらに、原敬暗殺の影と統帥権問題、そして“政党政治の死”と評されるほどの軍部の台頭も、この年に本格化します。
本講義では、田中義一内閣の誕生、宇垣一成の陸軍改革、そして昭和天皇の即位といった重要局面を網羅し、日本の政体がいかにして軍事主導へ傾いていったのかを丹念に描出。
戦前昭和を理解するうえで欠かせない、転換点の記録です。