
歴史を動かした重要書物「ロック『統治二論』編」
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17世紀のイギリス。王政から共和制、共和制から独裁制、独裁制から王政...と国家のあり方が揺れ動く時代のなかで、ジョン・ロックという男がいました。彼こそが、現代にまで語り継がれる名著『統治二論』の著者であり、「自由主義の父」と言われる人物です。
実は、ロックの『統治二論』にはある秘密が隠されていました。それは「フランス革命」と「アメリカ独立革命」という2つの重大事件の引き金になった本だということです。一体どういうことか?...
フランス革命といえば、約2800万人の民衆が立ち上がり、王様を打倒したことで有名な事件で、アメリカ独立革命は、現在のアメリカ合衆国の建国の礎となった事件として知られています。どちらも「近代世界の出発点」といわれるほど重要な出来事とみなされているのですが、実は『統治二論』の内容に触発された人々によって、これら2つの事件が引き起こされたということなのです。もしこの本がなければ、世界の歴史は大きく変わっていただろうともいわれています。さらに驚くべきことに、この『統治二論』が与えた影響は、フランス革命やアメリカ独立革命だけではありません。
本書は、「保守主義の父」であるエドマンド・バークや、モンテスキュー(政治哲学)、アダム・スミス(経済学)、カント(哲学)、ショーペンハウエル(哲学)、ロールズ(政治学)、内村鑑三(思想)などの名だたる偉人たちに影響を与え、現代では、伝説の古典として認定されることとなります。『統治二論』は、近代世界の出発点となり、フランスやアメリカといった近代国家をつくり出し、さらに現代につながる政治や経済の仕組みを整えた書物として輝きを放ち続けている存在なのです。
『統治二論』は、政治・哲学に関する古典的な書籍でありながら、人生や社会について深く考えさせられる内容が詰まっています。この書籍を読むことで、あなたの人生観や世界観がガラリと変わるはずです。なぜなら、『統治二論』は、人間の根源的な問いや社会の基本原則を深く掘り下げた哲学的な書籍であり、その内容は現代でも色あせることがないからです。
『統治二論』は、あなたの思考を刺激し、新しい発見や洞察を与えてくれるはずです。あなたが今まで考えていたことや信じていたことが覆されるかもしれませんが、それこそが『統治二論』の素晴らしさです。くたびれてフラフラになって、もはや立ち上がることもできない。そんな時に再び立ち上がるための杖となってくれるのが「古典的名著」と呼ばれる本です。そしてその「古典的名著」と呼ばれる本の中でも特に、世界中の人々に絶大な影響を与えた第一級の書物こそ『統治二論』なのです。