社会経済システム論〜18年続く、京大人気No.1授業を公開 「民主主義VS権威主義〜米中対立は新冷戦か?」

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「民主主義VS権威主義〜米中対立は新冷戦か?」編では、今の世界の状況を鋭く解き明かします。

講師を務める京都大学の柴山桂太先生は、冷戦終結から35年を「壁の消滅から壁の建設へ」と捉え、グローバル化の進展とともに復活する国境や経済的な壁を指摘します。そして、アメリカのトランプ政権の移民政策や貿易摩擦、ウクライナ戦争、東アジアの緊張を例に、国際情勢の不安定さを論じています。

また、地政学の視点から世界情勢のメカニズムを解説し、日本が東アジアの緊張にどう対応すべきかを考察します。冷戦後のアメリカの政治理論として、フランシス・フクヤマの「歴史の終わり」やリプセット仮説、民主主義の平和理論が紹介され、これらの理論が現実に即していないことを指摘しています。サミュエル・ハンティントンの『文明の衝突』を取り上げ、反西洋化の流れを解説し、アメリカの民主化政策が必ずしも成功していないことを示しています。

この講座では、現代世界の複雑な問題を理解するための貴重な視点が示されています。あなたに深い洞察を与えてくれることは間違いありません。柴山先生の解説を通じて、現代の政治経済をより深く理解し、自らの問題意識を育むことができるでしょう。