自民党の正体〜産経記者が暴く七〇年の支配構造 ロッキード事件の謎〜暗躍する「5人の男」

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中卒から総理大臣にのし上がった男・田中角栄。

権力の絶頂にあった彼を、どん底に突き落とした事件こそ、今回のテーマ「ロッキード事件」です。



ロッキード事件の発端は、1976年のアメリカ上院外交委員会で、ロッキード社の副会長アーチボルド・コーチャンが、航空機売り込みのために政府高官に賄賂を渡したことを暴露したことです。コーチャンは日本に30億円を超える秘密資金をばらまいたことを証言。捜査の手は田中角栄にまで及んだのです。

しかしこの事件には、次のような「陰謀」が渦巻いています。

・そもそも、なぜ前首相である田中角栄に巨額なワイロが渡ったのか

・なぜ三木・福田・大平・中曽根は、田中角栄を助けなかったのか

・「俺はアメリカの陰謀に嵌められた」ロッキード事件であがる4人の黒幕とは

・「ニクソン大統領が田中角栄を嵌めた」という噂は本当か


ロッキード事件にまつわる「陰謀」を丁寧に検証することで、当時の自民党、アメリカ政府、航空商社、裏社会の首領(ドン)など、関係者たちの複雑な思惑が浮かび上がってきます。

当時の日本では何が起こっていたのか?…田中角栄を中心とした「権力ゲームの舞台裏」をお話します。

第2巻の登場人物は、田中角栄・三木武夫・福田赳夫・大平正芳・(鈴木善幸)・中曽根康弘です。