
自民党の正体〜産経記者が暴く七〇年の支配構造 小泉純一郎、安倍晋三、岸田文雄…〜次の新しいリーダーは誰か?
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「自民党をぶっ壊す。既得権益をぶっ壊す」
小泉純一郎氏はそう宣言し、次々に「改革」を進めてきました。
アメリカ政府から送られてくる「年次改革要望書」に従って、小さな政府、自己責任、規制緩和・民営化という美名のもとに、日本の経済・金融・生活・労働・社会保障といった「生活の基本構造」を根こそぎ破壊したのです。「改革すれば日本は復活する」という大嘘に、どれだけの国民が騙されたでしょう?結果、わが国はとてつもない貧困状態に陥りました。
そうした窮状の中、「美しい国、日本」というスローガンを掲げて、日本再生に取り組んだのが
安倍晋三氏です。
安倍氏は、政治において「戦後レジームからの脱却」を唱え、経済において「アベノミクス」による好景気・好循環を目指しました。さらに「安倍外交」のもと、積極的な海外交流を行ない、アメリカと中国の「犬猿の仲」を取り持つなど、日本の対外的立場を強めることにも貢献しました。
安倍政権は、国民から高い人気を誇っており、憲政史上最も長い「通算在職3,188日」という数字がそれを物語っています。ところが突如「凶弾」に倒れてしまい、安倍氏は志半ばで政治生命を終えました。
跡を継いだのが、岸田文雄氏です。
当初、「令和版所得倍増計画」や「新しい資本主義への転換」を打ち出し、期待できる総理大臣であるかのように思われましたが、蓋を開けてみると、まったくの見当違いでした。
賃上げや消費減税といった内政問題については「検討します」と先送りにし、一方で海外への協力金バラマキや移民受け入れ政策などは即実行してきました。自民党内の「政治とカネの問題」に対処できず、さらに財務省や経団連の言いなりで政策を進めることで、小泉時代を彷彿させるように、日本の貧困化は加速していきます。
そんな「無為無策」ぶりが悪目立ちする岸田総理ですが、突如、時期総裁選には出馬しないという意向を固め、表舞台から身を退きました。一体誰が、岸田氏の跡を継ぐのでしょうか。
小泉進次郎、河野太郎、石破茂など、新しい候補者が名乗りを挙げていますが、彼らが総理大臣になって、果たして日本は変われるのでしょうか。それとも没落していくのか。
近著『自民党崩壊』を上梓した乾正人氏が、最新の自民党情報をもとに、政局について解説します。乾氏だけしか知らない永田町の貴重な情報を、あなただけにお伝えします。
第4巻の登場人物は、小泉純一郎・安倍晋三・福田康夫・麻生太郎・(鳩山由紀夫)・(菅直人)・(野田佳彦)・安倍晋三・菅義偉・岸田文雄です。