
「70分でわかる|西欧列強に打ち勝った戦国武将外交列伝」vol.3「徳川家康|世界が戦慄した最強国防術」
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戦国の動乱を生き抜き、天下統一を果たした男、徳川家康。しかし、彼が直面したのは国内の戦いだけではなかった。太平洋を越えて迫る西欧列強──スペイン、ポルトガル、オランダ、イギリス──彼らは日本を侵略の標的として見ていた。だが、その野望を打ち砕いたのが、天下人・徳川家康の「最強国防戦略」だった。
家康は、単なる貿易を超えた西欧諸国の思惑を鋭く見抜いていた。キリスト教布教の裏に潜む支配の意図、侵略の足がかりとしての布教政策、そして日本国内のキリシタン勢力との結託。これらの危険を察知した家康は、巧妙な外交と徹底した情報戦を駆使し、スペイン・ポルトガルの侵略計画を封じ込めた。
実際、スペインの高官ビベロは本国宛ての報告でこう記している。
「日本は豊かな国であり、本来ならスペイン国王の支配下に置かれるべきである。しかし、日本の軍事力は強大であり、正面からの侵略は不可能だ。」
つまり、スペインにとって日本は容易に征服できる相手ではなかったのだ。そこで彼らが考えたのが「キリスト教布教を通じた内部侵略」。国内の大名をキリシタン大名として抱き込み、内部から支配の足がかりを築こうとしたのである。
家康はこれを断固拒絶。「日本は神国である」との立場を貫き、幕府内部に浸透しつつあったキリシタン勢力を一掃。貿易そのものは推進しつつも、国家の主権を脅かす動きには容赦なく対処した。その結果、日本は西欧の植民地支配を免れ、独立を守ることができたのだ。
本講座では、徳川家康が展開した外交戦略、西欧列強の侵略計画、そして日本が鎖国へと至るまでの経緯を解き明かす。「もし家康がこの戦略を取らなかったら、日本はどうなっていたのか?」──その問いに答えるために、私たちは彼の決断の背景に迫る。
徳川家康という天下人を通して、改めて日本の国防と外交の本質を見極める。歴史の真実に触れ、国を守るとは何かを共に考えてみませんか?