小浜逸郎オンライン読書ゼミ第一回『幸福論』(アーカイブ)

¥ 10,890
著作・販売株式会社経営科学出版


生前、人はなぜ生き、なぜ死ぬのかを問い続けた批評家として、数多くの著作を遺された──
評論家・小浜逸郎(こはまいつお)先生
のオンライン読書ゼミに、あなたをご招待します。
記念すべき第一回となるこの読書ゼミでは、アランの『幸福論』の解説(110分)を、小浜先生ご自身の言葉でお届けします。全93篇のプロポ(断章)から先生が26篇を選び、10のテーマに沿って並べ替えたうえで、一つずつ丁寧に読み解いていきます。
『幸福論』というと、「物は考えよう」と説くだけの、通俗的で甘い楽観主義の本だと思われがちですが──
小浜先生の解説は、フランス人らしい軽妙な言い回しの奥に隠れた逆説と、その深い思索の跡を、一度も読んだことがない方にも伝わるほど平易な言葉で解き明かしていきます。
その証拠に、小浜先生は半世紀にわたって哲学・思想の古典を読み解いてきた実績をお持ちで、『人はなぜ死ななければならないのか』『死にたくないが、生きたくもない。』など、人間の生と幸福の根本を問う著作を多数手がけてこられました。
「戦争とは、何にも増して退屈をいやすものである」「僕は性格というものをあまり信じない」「親切は人を侮辱することがある」──
キリスト教の博愛も、カントの道徳も、宮沢賢治の理想も退け、自ら砲兵として第一次大戦の前線に志願した哲学者が、「自分を愛してくれる人たちのためにできる最善のことは、自分が幸福になることである」と言い切った一冊──
それを、「甘い楽観主義」という誤読の罠を熟知した在野の批評家が、現代日本人のために110分かけて読み解いていく。それが、この『幸福論』読書ゼミです。