2026年京大講座:文学で読み解く近代精神史 第1巻「小説家が見た世界の大転換」編 歴史教科書が語らない激動の300年の裏側



私たちは歴史の教科書で、
「15世紀:ルネサンスと科学革命により技術が進歩した」
「18世紀:フランス革命で庶民が人権を手にいれた」
「19世紀:産業革命で人々が豊かな暮らしを手に入れた」
というように、人類の進歩の歴史を学びますよね。
「進歩の歴史を学ぶ」と聞いて、
何がいけないんだ?と思ったでしょう。
実はここに、罠があるんです。
浜崎洋介氏はこのように言います。
進歩史観ってやつはね つくづく根強い。
「進歩するからいいじゃないですか」それどういう意味?
そんなことを価値にした時に、
私たちの価値意識はニヒリズムとどこか接することになる。
多分心の穴が埋まらない連中のことを、
私たちは「リベラル左派」と言っているわけです。
要するに、進歩の歴史をどれだけ学ぼうと、
「精神的に豊かになるためにはどうすればいいのか?」
は全く見えてこないのです。
そればかりか、
「進歩さえすればいい」という考えはやがて
「古い伝統を壊して革命を起こしさえすればいい」
「技術が発展して便利になりさえすればいい」
「金が手に入ればそれでいい」
という「今だけ金だけ自分だけ」の思考に
堕ちてしまいます。
つまり、教科書に書かれた進歩の歴史しか知らなければ、
「今だけ金だけ自分だけ」が正義ヅラでまかり通ることになるのです。
これは現代の日本人にとっても
全く他人事ではありません。
例えば...
・「貧乏人は負け組」と豪語するカリスマ実業家...
・日本文化を売り物にするインバウンド推進の政治家...
・闇バイトやパパ活で小銭を稼ぐ若者など....
日本のあらゆる場所で、
「自分さえ良ければいい」「金さえあればいい」「今さえよければいい」
と考える「嫌な日本人」が加速度的に増えています。
このままでは、先人たちが大切にしてきた「日本人らしさ」が永遠に失われ、
「今だけ金だけ自分だけ」しか考えない
「嫌なやつ」ばかりになってしまうかもしれません。
では、一体どうすれば子供達が「日本人でよかった!」
と思えるような日本を取り戻せるのでしょうか?
まずは、小説に刻まれた先人たちの精神の歴史を
明らかにすることです。
精神の歴史がわかれば、フランス革命、世界恐慌、大東亜戦争などの事件に対し、
・先人たちの心がどう反応し、葛藤していたのか?
・どのように苦難を乗り越えようとしたのか?
が明らかになり、
現代を生きる私たちの考え方や感じ方が
どんな歴史の積み重ねでできているのか?
現代を生きる我々は、
どうすれば自然な生き方を取り戻せるのか?
が見えてくるでしょう。
そこで、「嫌な日本人」が
増え続ける現状をなんとかしたい...
1人でも多くの方に
日本人らしい自然な生き方を
取り戻してほしい...
そんな一心で、文芸批評家の浜崎洋介は
京都大学の学生30人を前に「文学に描かれた本当の歴史」を
解説する講義を行いました。
その内容があまりにも重厚で面白かったので...
この度、京大生以外にも受講していただきたいと思い、
講座にしました。
その講座が、
2026年 京大講座:文学で読み解く近代精神史
第1巻「小説家が見た世界の大転換」編
歴史教科書が語らない激動の300年の裏側
です。