【GHQ焚書・復刻版】
今から300年以上も前の江戸時代中期。
激しい戦が終わり平和が訪れたことで、武士の力は弱くなっていた時代。
廃れていく武士道を嘆き、その生き方、振る舞いの美学を残したいと願う2人の武士が意気投合し、
約7年の歳月をかけ談話を筆録でまとめあげたのが『葉隠』でした。
戦後、三島由紀夫が切腹をしたことで “武士道とは死ぬことと見つけたり”という言葉だけが一気に有名になり、
一人歩きした結果、「葉隠=極端な過激思想」というイメージが定着してしまいました。
しかし、『葉隠』を丁寧に読み解いていくと、むしろ伝統的な武士の心得が記されていることがよくわかります。
過激な思想どころか、『葉隠』は、建国当初からある日本国民の性格、 深い精神性を明らかにしたものだったのです。
じつは、“武士道”というものは、武士が現れるはるか前から日本に存在していました。
「武士道は武士だけのもの」という考え方は、むしろ西洋流の見方であり、“日本の国体”とも呼べるほど大事なものだったのです。
その武士道の原点が、『葉隠』には書かれています。
約300年の時を超えて読み継がれ、いつの時代も、“葉隠” の教えの真価を知った人はその力を味方につけ、影響力を発揮してきました。
しかし、1つ重大な問題があります。
それは、あまりに難解すぎること。
“葉隠” の教えは全部で1,299個も存在。
口伝や写本で密かに読み継がれていた時期も長く、先人たちが付け加えた注釈や、 解説を含めればもっと多くなるといわれています。
さらに、全巻すべてを現代語訳すると、短くても数千ページを超える内容になります。
一部の学者や研究者でもなければ、とても読み切れるものではありません。
よって、ほとんどの日本人が “葉隠” のほんの一部。
全体の1%にも満たない部分のみを切り取って、「過激で危険な思想」と誤解し、
価値のないものと切り捨ててしまっているのが現状です。
では、一体どうすれば “葉隠” を正しく読み解くことができるのか。
そこで今回復刻したのが、戦前に出版された“葉隠”の実践書『葉隠武士道』です。
この『葉隠武士道』は、膨大な原書から重要なエッセンスを抽出。
著者であり、歴史小説を得意とする作家・松浪氏の解釈を付け加えているので、
とても読みやすく、実践しやすい内容になっています。
今こそ、日本人に力を与えてくれる “日本精神の原点” を知ってほしい。
そして、子どもや孫の世代にも受け継いでいってほしい。
そんな想いから、70年越しにこの書籍を復刻することにしました。
この本を読み進めていくことで、戦後教育では決して語られることのなかった
日本独自の思想、精神の原点を知ることができるでしょう。
GHQがどのような意図で、何を隠したのか、その裏側まで見えてくるはずです。
そして、なぜ『葉隠武士道』が日本人にとって重要なのか。
建国当初から続く日本の国体とまで呼ばれているのか。
その理由を、あなた自身の言葉で語ることができるようになるでしょう。
戦後GHQによって葬られてしまった日本精神の原点を知り、
それをあなた自身の中にも発見する感覚を、ぜひ味わってみてください。