瞬時に魅力が伝わる ブランド・メッセージの作り方



突然ですが、質問です。あなたは、なんの変哲もない革のバッグを、ネットで140万円で売る事はできますか?ちなみに…Amazonには、高級バッグが3万点以上、楽天には8,000点、他サイトを合わせると、軽く調べても10万点以上はありそうです…。
あなたなら、そんな中で、どうやって売りますか?
✅商品の良さを言葉巧みにアピールしますか?
✅SNS広告を大量に出しますか?
✅いろんなサイトに所構わずアップしますか?
140万円のバッグなんて、実際に実物を見せて、売り込むのでも難しいのに、ネットで売るなんて、不可能なんじゃない?…と思うくらい、難易度が高いのではないでしょうか?
では…もしそのバッグに、かの有名な『H』のロゴがついていたら、どうでしょうか?
何もせずとも、「エルメスのバッグ」というだけで、即座に売り切れるのではないでしょうか?実際、エルメスのバッグは、公式オンラインショップでは基本的に買えない状態、販売しても数秒で売り切れる有様。もちろん、エルメスのバッグが世界最高級の品質だからこそ、なせる業ではありますが…とはいえ、『H』のロゴがついただけで、あれだけ不可能と思われた難問が一瞬で解決できるのは、改めて考えると、不思議なことではないでしょうか…
ネットで売れない商品と放っておいても売れる商品の"差"
でも、『H』のロゴをつけただけで、なぜ売れるのでしょうか?
頑張っても売れないバッグが、ネットに数多くある中で、なぜたった数秒で、エルメスのバッグは売り切れてしまうのでしょうか?
その差は…「ブランド」にあります。
例えば…
✅同じバッグでも、エルメスのロゴが入っているだけで、即座に買う。
✅同じスプーンでも、ティファニーのデザインがあるだけで、値段が100倍になる。
✅同じTシャツでも、ルイ・ヴィトンの文字があるだけで、すぐ売り切れる。
これが「ブランド」の力です。
さらに…「ブランド」に関する、ある面白い調査結果があります。京都で開催された伝統ある「和牛の品評会」。松阪牛、近江牛、神戸牛などそうそうたる産地の和牛が出品されました。厳正な審査の結果、最優秀賞を受賞したのは…なんと「静岡和牛」。静岡和牛が一番美味しいということが証明されました。しかし、品評会の直後に行われたセリで、最高価格がついたのは…
「静岡和牛」ではなく、なんと**「松阪牛」**。
つまり、一番美味しいから、一番高く売れるわけではない。商品の質が高いから、選ばれるわけではない。**お客さんがその商品を見た時に感じる「ブランド」にこそ、価値がある。**ということです。
✅でもこういった「ブランド」どうやって作るのでしょうか?
✅エルメスは、どうやってハイブランドになれたのでしょうか?
✅ブランド形成に必要なのは…莫大な広告費?長い年月?知名度?
実は…ブランドを作るために必要なのは、至ってシンプルな「あること」でした。
でも、それもそのはず…どの会社も最初は「ブランド」なんてありません。エルメスも最初は、ちょっと質の良いカバンを売る会社でした。ただ、**「あること」**によって、一気に世界的なハイブランドになったのです。そこには、小さい会社が「ブランド」を築くための"秘密"が隠されていました…
エルメスは、1837年に馬具工房として、スタートしました。そんな中、1930年に「サック・ア・クロア」というバッグを販売。シンプルなデザインと高い機能性で、一部の限られた上流階級の女性に愛用されてはいましたが…現在のような、世界的なハイブランドとはほど遠い状況でした。
そんな中、ある一つの転機が訪れます。それは発売から20年以上たった1955年。当時、大人気ハリウッド女優だったグレース・ケリーが、映画「泥棒成金」を撮影するときに、「サック・ア・クロア」を愛用していたのです。
さらにはその一年後、モナコの王子と結婚し、グレース公妃となった際に、妊娠中のお腹をパパラッチから守るためにこのバッグを持つ姿が、雑誌に掲載され、世界中の知るところとなりました。
でも、これだけでは一過性のブーム。今のようなハイブランドの地位を築くには至りません。
ただ、この機を見逃さなかったのがエルメス社。モナコ公国に直接依頼し、許可を得て、なんと、バッグの名前を**「ケリー・バッグ」**に改名したのです。**これによって、世界中は大熱狂!**ハリウッド女優からプリンセスへと転身した、みんなの憧れの女性、グレース・ケリーが持っているバッグを、私たちもほしい!と、世界中の女性が、エルメスのブティックに殺到。世界的なハイブランドになったのです。
ブランドを作るために必要な「あること」
エルメスがハイブランドになれたのは、莫大な広告費を使ったからでも、長い期間ハイブランドになるための準備をしたからでもありませんでした。グレース・ケリーが愛用していることをきっかけに、国にお願いしてまで、バッグの名前を「サック・ア・クロア」から、「ケリー・バッグ」に変えたこと。「シンプルなデザインの良質なバッグ」から…「女優からプリンセスになった、憧れのケリーが愛用するバッグ」と、エルメスのバッグだけのメッセージを打ち出したことで、瞬時にお客さんにその魅力が伝わるようになり、一気に価値が跳ね上がったということです。これは何も、エルメスのようなハイブランドに限った話ではありません。
M&M's「口でとろけて、手にとけない」
アイボリーせっけん「99.44%ピュア」
FedEx「一晩で絶対確実に届けなければならないときに」
有名企業においても、こういったメッセージによって、お客さんに瞬時に魅力が伝わり、他とは違う圧倒的なブランドを築いています。
さらには、他の商品との"違い"が必要な、中小企業こそ必要です。
✅せっけん会社「クリスタルソープ」→「夏季限定!寒くなるせっけん」
✅トマト会社「スタートマト」→「ルビーのようなフルーツ アメーラ」
✅靴下会社「三陰交をあたためるソックス」→「まるでこたつソックス」
どれも実際に、メッセージを変えたことで、売り上げが2倍,3倍と増加しています。
どうでしょうか…?このメッセージを見たあなたも、思わず「いいな」と思ったのではないでしょうか?
このように…商品の魅力を瞬時に伝えるメッセージを作ったことで、商品を一切変えることなく、ネットで放っておいても、売り切れ続出になっています。
商品の魅力を瞬時に伝える「ブランド・メッセージ」
その商品の魅力を瞬時に伝えるものを「ブランド・メッセージ」と呼びます。
エルメスの『H』のロゴであったり…
M&M's「口でとろけて、手にとけない」であったり…
せっけん会社「夏季限定!寒くなるせっけん」であったり…
あなただけの「ブランド・メッセージ」が見つかれば…あなたの商品もネットにおいておくだけで、売り切れになるかもしれません。
** 逆に、ブランドメッセージを失えば…どれだけ大きなブランドであっても、売り上げは大きく低下します。
事実…トロピカーナは、パッケージを変更しただけで、たった2ヶ月で40億円も売上が消滅しました。これは、**「100%まるごと果実のオレンジジュース」から、「無機質なグラスのオレンジジュース」に、ブランドメッセージが変わってしまったからです。「新しく美味しいニューコーク」や、「健康にいいサラダマック」**も、ブランド・メッセージがブレたことで、失敗に終わることとなりました。
**それだけ、「ブランド・メッセージ」は、ビジネスの根幹を握っているということです。**ましてやネットに、似たような商品が大量にあるのであれば、そのページで何を伝えて、お客さんの頭に残るブランドを作れるかどうかが勝負。注意力散漫な今の時代のお客さんにこそ、自分の商品の魅力を瞬時にお客さんに伝える、「ブランド・メッセージ」は必要なのではないでしょうか?
でも…
✅自分の「ブランド・メッセージ」が何なのか定まっていない…
✅どうやって「ブランド・メッセージ」を作れば良いのかわからない…
✅自分もネットに放っておくだけで売れる!そんなブランドを作りたい…
それをたった”8週間”で作れる!と教えるのが、瞬時に魅力が伝わる「ブランドメッセージの作り方」です。