『民族で読み解く世界史』全4巻シリーズ
民族を知れば、世界がわかる。
「平和の均衡」は脆く、一瞬で崩れることが、2022年のロシアのウクライナ侵攻で明らかになりました。ロシア人とウクライナ人の確執は今日に始まったことではなく、中世からずっと続くものです。今日の世界の危機のほとんどは民族の対立に起因しています。
この講座では、なぜ、民族は対立する宿命にあるのか、民族とはなんなのか、民族の闇をタブーなく徹底的に暴いていきます。
私たちは、国際情勢を見るときに、「国家」を中心に見ていますが、それは人工的に組織されたものに過ぎません。「国家」以前に、「民族」という初源的な単位があります。身近な共同体同士をつなぐ、生活に根ざした実体感覚である「民族」、それによってこそ、「国際情勢」のリアルが見えてくるのです。
この講座を学ぶことで、マスメディアや学校教育がタブー視する「民族」という視点を手に入れ、これまで見えてこなかった世界情勢の本質が見えるようになるだけでなく、各国がどのような思考や行動原理で動いているのかが浮かび上がり、あなたはこれから世界はどう動いていくのかが見通せるようになるでしょう。