教科書が語らない究極の神話大全 Vol.4 英雄たちの活躍「ギリシア神話」 ＜後編＞〜ホメロスの叙事詩に凝縮された人類の知恵〜
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【神話は“人類史最大の問い”に挑む哲学だった】
第4巻のテーマは、「神話と悪」「神話と戦争」。
なぜ人は“悪”を必要とするのか？
なぜ英雄は戦場に赴くのか？
その根源に、神話という人類の知恵が横たわっていました。
ナチスの神話的構造、戦争を肯定する神話の仕組み、そして仏教における「無神話性」とは——。
戦争や暴力を「悪」として単純に否定するのではなく、それが人間と社会の内部にどう組み込まれていたのかを、神話的思考を通して問う意欲作。
神話とは、世界と人間をめぐる“最高の教養”であることを痛感する、
白熱の講義です。