近代史研究家

鈴木荘一

幕末史を見直す会代表。 1971年東京大学経済学部を卒業後、日本興業銀行に30年勤める。 以後、「幕末史を見直す会」を発足して歴史研究に専念。 鈴木が歴史研究に専念しようと思った理由は次のように語られる。 「私は小学校を卒業と同時に父の仕事の関係で、福島県の会津若松市に転居しまして、ここで地元の中学校へ通ったんですね。 この時私が感じたのは、徳川幕府が無能であったから、薩摩長州の若い志士が立ち上がって輝かしい明治維新を成し遂げたんだというようなお話はちょっと違うんじゃないかという疑問を持ったんです。 そもそもわが日本の歴史は戊辰戦争に勝って明治政府を作った明治新政府によって1回書き換えられているんですね。 その後太平洋戦争に負けて、これに勝ったアメリカやGHQによって書き換えられました。 この歴史の書き換えは、歴史の論争によって書き換えられたのではなくて、戦争という暴力によって無理やりねじ曲げられたということでございます。このように、その歴史の書き換えが論争によってではなく、戦争という暴力によって二度もねじ曲げられてしまったら、歴史を学ぶ生徒や学生さんは何が何だか分からなくなっちゃうんですね。 ですから、私はこの2つの書き換えを見直して、一次史料に基づいて実証的に真実の日本史を構築したいものだというふうに、子どもながらに念願をいたしました。しかし、歴史学会というところは「日本が悪かった」という東京裁判史観の牙城でございますので、私がここに入ったとしたら弾圧されてまともな研究はできません。そこで、「幕末史を見直す会」を発足して日本に歴史を広めています。」 著書 ・『勝ち組が消した開国の真実―新撰組の誠と会津武士道の光跡』かんき出版 ・『日露戦争と日本人―国難に臨んだ明治の父祖たちの気概』かんき出版 ・『日本征服を狙った アメリカの「オレンジ計画」と大正天皇 東京裁判史観からの脱却を、今こそ!』かんき出版 ・『アメリカの罠に嵌まった 太平洋戦争 東京裁判史観を超えて』自由社 ・『明治維新の正体 徳川慶喜の魁、西郷隆盛のテロ』毎日ワンズ ・『政府に尋問の筋これあり 西郷隆盛の誤算』毎日ワンズ ・『究極の敗戦利得者日本外務省が隠蔽する 満州建国の真実―軍事の天才石原莞爾の野望と挫折』勉誠出版 ・『日中戦争はスターリンが仕組んだ―誰が盧溝橋で発砲したか』勉誠出版 ・『幕末会津藩 松平容保の慟哭―北方領土を守った男たちの最期』勉誠出版 ・『幕末の天才 徳川慶喜の孤独―平和な「議会の時代」を目指した文治路線の挫折』勉誠出版 ・『それでも東條英機は太平洋戦争を選んだ―昭和天皇が信頼した男の正体』勉誠出版 ・『陸軍の横暴と闘った西園寺公望の失意』勉誠出版 ・『昭和の宰相 近衛文麿の悲劇』勉誠出版 ・『雪の二・二六』勉誠出版 ・『三島由紀夫と青年将校』勉誠出版 ・『日中戦争の正体』勉誠出版 ・『名将山本五十六の絶望』勉誠出版 ・『名将 乃木希典と帝国陸軍の陥穽』 さくら舎 ・『日本陸海軍 勝因の研究』 さくら舎 ・『西郷隆盛と大久保利通の明治維新-理想と陰謀の激突』さくら舎 ・『鎖国の正体-秀吉・家康・家光の正しい選択』柏書房

幕末史を見直す会代表。
1971年東京大学経済学部を卒業後、日本興業銀行に30年勤める。
以後、「幕末史を見直す会」を発足して歴史研究に専念。

鈴木が歴史研究に専念しようと思った理由は次のように語られる。

「私は小学校を卒業と同時に父の仕事の関係で、福島県の会津若松市に転居しまして、ここで地元の中学校へ通ったんですね。
この時私が感じたのは、徳川幕府が無能であったから、薩摩長州の若い志士が立ち上がって輝かしい明治維新を成し遂げたんだというようなお話はちょっと違うんじゃないかという疑問を持ったんです。
そもそもわが日本の歴史は戊辰戦争に勝って明治政府を作った明治新政府によって1回書き換えられているんですね。
その後太平洋戦争に負けて、これに勝ったアメリカやGHQによって書き換えられました。

この歴史の書き換えは、歴史の論争によって書き換えられたのではなくて、戦争という暴力によって無理やりねじ曲げられたということでございます。このように、その歴史の書き換えが論争によってではなく、戦争という暴力によって二度もねじ曲げられてしまったら、歴史を学ぶ生徒や学生さんは何が何だか分からなくなっちゃうんですね。

ですから、私はこの2つの書き換えを見直して、一次史料に基づいて実証的に真実の日本史を構築したいものだというふうに、子どもながらに念願をいたしました。しかし、歴史学会というところは「日本が悪かった」という東京裁判史観の牙城でございますので、私がここに入ったとしたら弾圧されてまともな研究はできません。そこで、「幕末史を見直す会」を発足して日本に歴史を広めています。」

著書
・『勝ち組が消した開国の真実―新撰組の誠と会津武士道の光跡』かんき出版
・『日露戦争と日本人―国難に臨んだ明治の父祖たちの気概』かんき出版
・『日本征服を狙った アメリカの「オレンジ計画」と大正天皇 東京裁判史観からの脱却を、今こそ!』かんき出版
・『アメリカの罠に嵌まった 太平洋戦争 東京裁判史観を超えて』自由社
・『明治維新の正体 徳川慶喜の魁、西郷隆盛のテロ』毎日ワンズ
・『政府に尋問の筋これあり 西郷隆盛の誤算』毎日ワンズ
・『究極の敗戦利得者日本外務省が隠蔽する 満州建国の真実―軍事の天才石原莞爾の野望と挫折』勉誠出版
・『日中戦争はスターリンが仕組んだ―誰が盧溝橋で発砲したか』勉誠出版
・『幕末会津藩 松平容保の慟哭―北方領土を守った男たちの最期』勉誠出版
・『幕末の天才 徳川慶喜の孤独―平和な「議会の時代」を目指した文治路線の挫折』勉誠出版
・『それでも東條英機は太平洋戦争を選んだ―昭和天皇が信頼した男の正体』勉誠出版
・『陸軍の横暴と闘った西園寺公望の失意』勉誠出版
・『昭和の宰相 近衛文麿の悲劇』勉誠出版
・『雪の二・二六』勉誠出版
・『三島由紀夫と青年将校』勉誠出版
・『日中戦争の正体』勉誠出版
・『名将山本五十六の絶望』勉誠出版
・『名将 乃木希典と帝国陸軍の陥穽』 さくら舎
・『日本陸海軍 勝因の研究』 さくら舎
・『西郷隆盛と大久保利通の明治維新-理想と陰謀の激突』さくら舎
・『鎖国の正体-秀吉・家康・家光の正しい選択』柏書房

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